このレビューはネタバレを含みます
ルパン三世の元ネタという声を聞いたので、ルパン好き（ついでにコブラも大好き）としては観ないわけにゃいかんでしょ❗️と思い観賞。
確かに、緑ジャケルパンを彷彿させるハード寄りな盗人コメディでした。情けない次元、有能だけど実は腹黒く残忍な銭形、ちょっとトウのたった不二子も出てきたよ。
が、長すぎる金庫破り、長すぎるカーチェイス（迫力すごかったけど。ミニミニ大作戦よりずっと）、長すぎるキャバレーシーン、長すぎる恋敵とのストリートファイト…何から何まで「もうちょっと編集で短く出来なかったの？」と思った。
ベルモンドは相棒殺されてるのにさして悲しんでる様子もないし、女2人の裏切り？に怒って往復ビンタまでしていたが、お前に怒る権利なんかねーよ！とツッこんでしまった。
とはいえ、小粋でウィットの効いたベルモンドの振る舞いは相変わらずかっこよかった。この人の映画は3本観たけど、結局はそれを楽しむためのものなんだなあと毎回思う。
しっかし、この人体張るよなあ。
