じぇいらふ

華麗なる大泥棒のじぇいらふのレビュー・感想・評価

華麗なる大泥棒(1971年製作の映画)
3.8
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3を観まくれシリーズ③

やっぱりこのJPB傑作選シリーズは、ベルモンドの凄いアクション映画が見たいすね😆今作は、その設定からその後の影響から”実写版ルパン三世”と言われたりするそうです。なるほど凄いアクションの連続で面白いのですが、、、全体的にテンポが間延びした感じです。これ貴重な最長版だそうです。だからか?笑。監督はアンヌ・ヴェルヌイユ。

モリコーネの音楽(素晴らしい🎵✨)タイトル 赤画面に丸い穴がおしゃれ ベルモンド登場 男3女1(ルパンと同じ❗️)で車🚘で移動 何かやらかすらしい~はじまり

ギリシャのアテネ。アサド:ベルモンド率いる大泥棒チームは、富豪タスコの豪邸から100万ドルのエメラルドを強奪する。逃亡するも船🚢の修理で足止めをくらい、それぞれに身を隠すことにするが、悪徳刑事ザカリア警部に目をつけられてしまう。。。というおはなし

傑作選3の予告編での派手なアクションシーンはほぼほぼこの作品です。さすがにアクションは凄いす。
①冒頭の町中を永遠に走り続ける危なすぎるカーチェイス。なかなか終わらない笑。🚗🚙
②バス🚌に張り付き、車を乗り越えるアクション。おお、ジャッキーのポリスストーリーではないか!
③トラック🛻の荷台から、砂利山をコロコロ。いやこれワンカットでの本人アクションとかバスター・キートンみたいなことやってる。
④女を巡っての、気持ちいい大ぶりな殴り合い笑
等々、まだまだあります。ジャッキーへの影響相当あるなあ。

冒頭のなんだか大がかりな金庫開け装置がエモいです。ここルパンぽい。
美女が絡んでデレデレしたりとか、そんなところも。テレビ放映時、ルパン山田康雄さん吹き替えしたみたいですね。吹替え版観たいなあ。

手を叩くと👏着いたり消えたりする照明のシーンは『Mr.BOO!インベーダー作戦』に引用されてますな😆

ただ今回の大泥棒チーム、ルパンと不二子はいても、残り2人は全く頼りない残念なルパンチームです😅ザカリア刑事がしつこくて、風体も銭形のとっつあんぽいのですが、泥棒のエメラルドを横取りしようとする極悪人で全然銭形ではないです笑。名優オマー・シャリフ!!👍

いろいろあってエメラルド争奪戦の結果は???、、、まあこういう展開はやっぱりそうなるよね~的なオチ。
多分この監督のノリなんだと思いますが割と静かで、もうちょっと思い切りの良い脳天気なテンポ感欲しかったかなあと思いました。

個人的に今作一番のツボは、

「世界一エロいキャバレー!!」

🤣🤣🤣笑笑