fighting back
家族と別れる瞬間が衝撃的で切ない。しかしその分も生きると決めた彼の努力は凄まじい。目も鼻も透けているような演出が素晴らしい。
長い逃避生活と終戦後のギャップが激しく、むなしさでいっぱいになる。ユダヤ迫害は本当に1ミリも意味がなくバカバカしさに呆れる。
とにかくいろいろな人があらゆる場面で彼を助ける。荒々しく、優しく、冷ややかに。皆に好かれた人だったのだろう、という感じ。意外とピアノの出番は少ない。劇伴としても。
病院に居候するあたりから、『How to Train Your Dragon』の "主人公がパパになった頃" にそっくりなんよ、お顔が。
[ thank God, not me, he wants us to survive ]
[ no Jews allowed on benches ]