うらぬす

父としてのうらぬすのレビュー・感想・評価

父として(2023年製作の映画)
4.1
トランスジェンダー当事者ではなく、当事者の父親(家族)という、今まで意外とフォーカスされてこなかった(気がする)重要な視点を取り上げたことそれ自体にすでに大きな意義があると思う。彼らの戸惑いや辛苦、それでも娘/息子を支えようとするその魂の高潔さが端的に描写される、優れたドキュメンタリー。