なんでこんな邦題なの？
凄いミスリードな気が。。
まんまと引っかかって見ちゃったよ。
んで、面白かったよw
フィリピン映画を初めて見た。
ストーリーとは直接関係ないけど
とにかくフィリピンの植物や食材や
料理や食器や住居やインテリアや
屋外キッチン。それに教会。
色んなものが素敵で、
ずーっと目が楽しかった。
特に、色鮮やかな花々と
濃い緑の葉を旺盛に茂らせた木々が
うっとりするほど美しかったー。
罪と法と贖罪と許しと。
日本に住む私からすると、
ちょっとびっくりするような展開で
話が進む。
時間やお金が諸々を解決してくれていた。
被害者家族は悲しみを抱えてはいるけど、
不幸な暮らしをしている訳ではない。
加害者を恨んで苦しい気持ちで暮らすより
ずっとマシな暮らし。
許す事で平穏がもたらされていたと思う。
諦め？割り切り？とも言えるのか？
でも、やっぱり加害者側の傲慢さが
気になる。
誰がどんなタイミングで罰を受けるかを
自分達が決めて良いと思ってる。
ちなみにそれは、
逃げきれないと判断したから。
そして罪を隠す事に耐えられなくなったら
手前勝手なタイミングで、
自傷行為で脅迫しながら
許してくれと泣きつく。
脅迫は無意識だと思うけども。
刑務所に面会に行った時も、
亡くなった人に対する
謝罪の気持ちがあるのか無いのかって
感じだった。
奥様にしても、
旦那さんを亡くした人に向かって
自分の旦那の事をのろけるし。
おいおいおいって言う場面が
何回もあった。
もちろんラストも。
悪い人達じゃないんだけど
でもね。。
自分達は特別だという意識。
自分達本位に振る舞うことに
疑いが無いのよね。
でも、被害者側の家族ですらも
特別って思ってるって事だよね？
奥様って呼んで、仲良くしてるし。
被害者のお家の子達は、
何人兄妹だったんだろう？
1番年長の女性は、長女なのか、
それとも親戚の誰かなのか、
よく分からなかったな。
チャプターごとに
食にまつわる聖書の一節が
挟み込まれてて、
「食」がテーマとして
通底してたと思うんだけど
多分きちんとは
理解できていないと思う。
被害者家族の方って、
ものを食べる描写あったっけ？
