このレビューはネタバレを含みます
珍しい作品を見た。
息子の起こした事故を親が身代わりして逃げる。
その後の事故処理・事件処理を見ても、日本の常識を適用してはいけないことが分かる。
息子の元嫁がやってきた場面の歓待ぶりも日本の常識は通用しない。
裁判もこの事件が終われば、関係者や傍聴人が部屋に残ったままだというのに間髪入れず次の強姦事件。
え?被告が来てない?なら次の詐欺事件、といった調子。
全く日本の常識が通用しない。
とはいえ、国を問わず人の心に通底する感情はあるのではないだろうか。
どの部分がこの点についての描写なのかよく分からない。
とにもかくにも、花咲き乱れる庭で食す料理が美味しそう。
これだけでも見る価値あり。
でも、出所祝いの豚尽くしは無彩色。
被害者妻の心?