がんびーの

パーマネント・バケーションのがんびーののレビュー・感想・評価

3.6
『ぼくの旅は永遠の休暇なんだ』

さすがはジム・ジャームッシュ先生。渋くも美しい映像は素晴らしい。どのシーンを切り取ってもポスターになりそうな映画でした。ドストライクの映像だったな。彼の映画を見ると無性にタバコとコーヒーを欲してしまう。何故なんでしょうね。

詩のようなストーリー。会話は少なく、映像で魅せてやると言うジャームッシュの意気込みを感じる一本。登場人物もわずか。主人公の美青年はどことなくティモシー・シャラメさんに似てました。首長いあたりかな。

同棲していた女の子がどこに消えてしまったのか…。
ジャームッシュ作品もっと見なきゃだな。

社会から落ちこぼれ気味の高校生アリーは、毎晩眠れないままニューヨークの裏町を彷徨っていた。同居する女友達から愛想を尽かされながらも、街角の人々との出会いによってより広い世界への興味を掻き立てられた彼は、やがて旅立ちの決意を固める…。「ブロークン・フラワーズ」でカンヌ国際映画祭グランプリに輝いたジム・ジャームッシュが、大学在学中に撮った長編デビュー作。独特のオフビートなタッチが瑞々しい。
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