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その鼓動に耳をあてよのtakehiのネタバレレビュー・内容・結末

その鼓動に耳をあてよ(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

本作品ドキュメンタリーにはナレーションも無く、音効も最低限、医師や研修生の声で淡々と病院現場の現状を制作スタッフへ話します。
意外とゆるい雰囲気から、、突然運ばれる緊急の患者さん達、地味ながらも生々しい医療の施術シーンに息を呑みました(正直痛そうなシーンは苦手です私は、、)

どんな状況の患者さんでも断らない緊急病院の現場をカメラが撮り続けます。そんな病院でも満室になれば断ることもあります助けたかった無念が伝わってきました。歴史ある誠実な病院だからこそ、テレビカメラが入ることを許したのでしょう、、

医師の皆さんは多種多様な怪我、命と向き合うことになります(自死なさった人も精一杯助けようと懸命な姿には複雑な思いになりました)そして貧困などの社会問題にまでにも直面することになります。。
私たちの安全安心を守る為にも救命病院スタッフの皆さんの地位が少しでも向上する事を切に願います。
病院のビルの壁の「救命緊急センター」が何度も映し出されます、何度目かのタイミングで「命を救う」という文字の重さが突然伝わってきて驚きました!

https://rinken.nagoya-ekisaikaihosp.jp/interview/ep1
映画内でも撮影シーンが紹介された研修生募集記事の完成品が病院のホームページに載っておりました蜂屋医師カッコいいっすね!緊急救命医療は「究極の人相手の仕事」は名言です。
yahoo映画同時投稿
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