このレビューはネタバレを含みます
東海テレビドキュメンタリー新作楽しみすぎた！救急の先生たちって究極の社会奉仕をする人間離れしたプロ集団だけど、雑談やユーモア、過去の写真からあふれ出る「普通の人」感がよかった。なにより、救急科で働いてる人がいちばんイキイキ、いい顔してたぜ。
「救急外来は社会問題全体を見ている」ってすごい本質的な言葉。よく引き出せたな。
ノーナレの演出はところどころ唐突だけど、観るものに判断を委ねられてる感じがこの映画には合っていた。全体的に荒削りな感じが、救急科の雰囲気をより伝えられてるのかも。
とにかく映像はそうだけど、よくここまで音が録れたなぁと思う。音の大切さをすごく感じた作品。
そしてここまでオープンにさらけ出してくれた病院とカメラ越しに伝わる信頼感。東海ドキュメンタリーの身も蓋もない現実を愚直に映す、社会への反骨心とまごころとフットワークの軽さみたいなものを感じて、いいなぁ〜〜と思いました。いいなぁ！
