【よき”かな”】
藤沢周平さんの「橋もがたり」は、江戸の市井の人々をフォーカスした短編集で、”橋”を起点にした出会いや別れ、再会など従来の人気の時代劇とは異なる視点で楽しめる作品だと思う。
「約束」は、将来を誓い合った幼馴染の若い男女が、女性の家族の病気や死で貧困に追いやられ、その苦難を経て、何年かのち、さて、どうなるかを描いたものだが、時代劇だけあって、結末はまあ、期待通りなのだけれども、小説が短編であることもあってか、2時間の映画はちょっと冗長に感じるところもある…けど、北香那さんの熱演もあってよき”かな”😁
こうした時代劇を映画館でたまには観れるような映画界であって欲しい。