アイマール

三屋清左衛門残日録 ふたたび咲く花のアイマールのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

道場の少年たちの喧嘩の仲裁に入った清左衛門は、事の起こりとなった少年・俊吾のことを気に掛ける。
その父である柘植孫四郎は、8年前、剣の腕を見込まれて要人の護衛を引き受けたものの、刺客に襲われて任務に失敗。
さらには妻・瑞江を不貞の疑いで離縁するなど、心に大きな傷を抱えていた。
清左衛門は、孫四郎から8年前の事件の始終を聞き出すと、そこに派閥争いに影響した「もうひとつの死」が関わっているのではと疑念を抱く。盟友・熊太の助力を得て、真相を明らかにするべく清左衛門は調べ始める。