みどり

NCT NATION : To The World in Cinemasのみどりのレビュー・感想・評価

NCT NATION : To The World in Cinemas(2023年製作の映画)
1.5
見たかったものが見れなかった、それに尽きる。
セトリ、カメラ、音響(ライブ音源)、NCTのストーリー…
期待を超えたものが正直なかった。

セトリの一部がカットされるのはある程度理解できるが、
カットした楽曲の多くがNCTを語るのに欠かせない曲ばかり。
これから見る人は何が落とされているか逆にそれを確かめに観に行くくらいの度胸が欲しい。

カメラワークに関しては正直一歩も譲れない。
規模感を出したいのはわかるが、
ただ引きのタイミングが肝心の寄りが欲しいところでいつもくる。
酔うし、推しの表情管理は見れないし、映画になってまでスタジアムの距離感を何度も感じたくはなかった。
カメラワークに関してはウィンウィンの挨拶がハイライトです。

ちなみに、音源に関しても少し疑問があって
ライブ特有の(良い意味での)上ずりがほとんどなくて逆に違和感を感じた。
ライブ音源がもし修正されていたとしたら本当に残念である。

せめてNCTのストーリーが一環として統一されていたら見やすいのかもしれないが、自分が新規寄りなのでイマイチ共感しきれなかったところもあるかもしれない。

観終わった後誰一人すぐに立ち上がろうとしなかった。
それが素直な答えだと思う。

けれども
NCTのパフォーマンスには一切の妥協がなく、本当に素晴らしいものばかりだったので、1.5を付けたい。
みどり

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