真田ピロシキ

バッドランド・ハンターズの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)
3.4
マッドマブリー。マブリーが大災害で崩壊した世界で戦います。以上、これで全て説明できる。まるでゲームのように若い兄ちゃんが火矢を作ってワニを射るも倒せてなくて大ピンチの時に現れた我らがマブリー。ワニの尻尾を引っ掴んでナタで頭をザックリ。完全にスタローンやシュワルツェネッガーやステイサムの仕事。私はすっかり欧米の作品を見るのが嫌になってるので、こうしたジャンルで安定した説得力を出せる役者がアジアにいるのはありがたい。流し目で見てても特に構わない配信専用映画らしい大雑把さで、敵がウルヴァリンだったのが突然ゾンビになる節操のなさも愛嬌と映ります。

話は明後日には忘れていそうな内容ですが、新世界(という名目のエゴ)のために価値のない老人は無慈悲に抹殺するトリアージ思想は我が日本では今や堂々と掲げるクズがバーゲンセールで溢れているので物語に真剣味をいくらか感じられる。親玉である悪の科学者が優生思想御用学者のような◯と◻︎の変なメガネだったら最高だったのになーアレとか堀江貴文とか西村博之みたいな人格が卑しすぎるクズカスが人気者ツラしてる日本は狂ってるよ。まあ安倍晋三を始めとした裏金をたくさんせしめながら居直って平然としている害悪自民党を結局支持できるのが日本人様ですからねー何が悪夢の民主党政権じゃ!現実に地獄の自民党政権があるじゃろうが!

えーっと脱線しましたがマブリー映画としてのセオリーは守ってて張り手をかまし器物損壊と定番のネタを披露。安心感。突然マチェーテになる作風の横断。アクションが結構良くて、ナイフで応酬して組んで投げ飛ばす格闘戦にリズミカルなガンアクションは血しぶきも派手で見応えある。フェイタリティも見られてアクションだけでも満足はなかなか得られ、軽く何か見るにはオススメ。