90年代の夏、長崎の伊王島でレゲエ・ジャパンスプラッシュという野外イベントが毎年開催されていて、大好きだった。
伊王島というのは長崎港口にあり、自転車で回れるぐらいの大きさ。当時まだ観光地化されてなかった軍艦島より近く、バブルでリゾート化されたあと"リトル・ジャマイカ"みたいなイメージになった。
レゲエ独特のダラ～っとした雰囲気に浸って、毎回ヘベレケになってたなぁ(いやマリファナではなくビールで)。

作品としては、ほぼレゲエのフェスを撮っただけ。
ボブ・マーリーの時間は半分ぐらいで、ほとんど知ってる曲がなく残念。あまり知らない人は、まず『ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド』を見た方がいいよ。

「ボブ・マーリー　ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ　レゲエ・サンスプラッシュ デジタルリマスター」

タイトル詐欺だが、ボブ・マーリーについてではなく、レゲエについてのドキュメンタリー映画。かといって、ドキュメンタリーというほどドキュメンタリーでもなく、コンサート映画といった方が正しいのかもしれないが、マーリーの母国ジャマイカで行った最後のライブ映像をもとに制作したらしい。

ボブ・マーリー、ピーター・トッシュ、バーニング・スピアなど音楽好きには有名なのだろうけど、あまりレゲエを聞いたことがないもんで名前も聞いたことはあるくらいの感覚で観に行くと失敗するかもしれない。歌のシーンでは字幕がつくことなく、ライブとライブの間にたまに挟まれるコメントに字幕がつけられている。そのため、字幕がついている部分は感覚的には全体の5%くらいだった印象。

差別を嫌い、現状に対してのカウンター精神を歌っているのだろうなというのは何となく理解できるが、歌詞がわからない分、レゲエについては多少なりとも理解したが、作品自体のコンセプトへの理解はかなり薄い。日本語字幕は権利上で難しかったのだろからせめて英語字幕をつけて欲しかった。

あと、レゲエ＝ドレッドヘアくらいのイメージだったけど、レゲエ＝睡眠用BGMのイメージに変わったかもしれない。多分、熱いことを語っているだろうに、内容が理解できなからあのゆっくりとしたテンポで終始眠くなってしまう。前半はかなり寝落ちしそうになった。

作品が盛り上がりを見せたのが、ボブ・マーリーが出てきたくらい（開始1時間くらい）だったのでやっぱりボブ・マーリーは凄いんだなと思った。曲も圧倒的にマーリーの曲が良かった。ラストの「エクソダス」が一番好き。

• #りょうすけ2024

コレは公開時に見た覚え監督あるな〜
と思ったら、ウクレレまさあきさんの情報で新宿シアターアプル(新宿コマB1)で｢Catch the Fire Reggae sunsprush II｣として独占上映されたそうです。

1979年の｢レゲエ・サンスプラッシュ｣やん😃
この映画を見た時はレゲエの情報もようやく出てきた時でボブ・マーリーも来日して、ボブ以外のアーティストのアルバムも国内発売されだした時期やったから本物のライブ映像が見れるから興奮したよな🤩
10ccの｢Dreadlock Holiday｣で始まるもんやと思ってたけど、バーニング・スピア、ピーター・トッシュ、サード・ワールドのライブの後に流れるんやったんや〜
ジャマイカの海と椰子の木をバックに明るい曲調が流れる｢Dreadlock Holiday｣が最高やねんな〜🌴
それと、良く覚えてるのはバーニング・スピア等が海辺でパーカッションの叩いてナイヤビンギの場面や🪘
ボブ・マーリー等のライブは照明も暗くてカメラワークも単純で淡々としてて、今となってはYoutubeでも見られる同年のレインボーシアターでのライブとかの方が数段上やけど、この暗くて陰鬱で良くわからない感じも含めて、いかにも怪しい儀式を見てる見たいでゾクゾクするな〜😁
ボブ・マーリーはいかにもインテリ[知性]やし、バーニング・スピアは筋金入りのラスタマン[信仰心]で、ピーター・トッシュは過激派[行動]でサード・ワールドはノンポリ[大衆]や〜😄
偶然かもしれんけど、このバランスか絶妙や😘
トレンチ・タウンやキングストンのスラムやバラック小屋の眺めも壮絶やし、失業者が街中に溢れて、結局、彼等は犯罪に手を染めるて刑務所に入るか死ぬしかないと語られる🥵
そんな当時のジャマイカの背景からレゲエは生まれてきた事は忘れたらアカンよな〜☹️

今だに、この時代のレゲエが一番好きや🥰