ホームシックの作品情報・感想・評価

ホームシック2020年製作の映画)

To nie my/It's Not Us

製作国:

上映時間:10分

3.5

『ホームシック』に投稿された感想・評価

映画とは運動と時間の芸術である。私たちは画面に生成する人間の運動の持続によって映画という時間体験を知覚するのかもしれない。誰もいないイタリアの街は時間が止まったかのようだった。
昼寝

昼寝の感想・評価

4.6

誰もいない街路に響く住民の声、誰もいないサッカー場に響く観客の声。音よりも光の方が速いことを思い出す。1秒前に人類が突然姿を消した世界のようなモノクロの画面は終盤で唐突にカラーになる。コロナ禍を扱っ…

>>続きを読む
mare

mareの感想・評価

3.5

誰一人いない街並み、サッカー場、飲食店、駅のホームなどを淡々と映し、そこに人々の賑わいを音声で後付けする。それだけで寂れた街並みはまるで活気を取り戻したかのように映り、彩りを取り戻し、そこにないはず…

>>続きを読む

ポーランド映画祭2023

『バリエラ』デジタルリマスター版
短編『ホームシック』

トーク:イエジー・スコリモフスキ監督

短編は世界初上映、とても貴重な機会に恵まれた

ただぼんやりと美しい映像…

>>続きを読む
どど丼

どど丼の感想・評価

3.7

スコリモフスキ監督の新作短編で、劇場で流れるのは世界初との事(一応ワールドプレミア?)。コロナ禍のシチリアの風景をモノクロで映し、バックではコロナ以前のシチリアを彷彿とさせる賑やかな音楽が流れる。

>>続きを読む

スコリモフスキ監督がコロナ禍に撮影した短編作品。映画館での上映は初だったらしい。

窓から海辺にカメラが移動し、海岸のビニール手袋が映される。そして手袋を追うように、サッカー場やレストランなどが次々…

>>続きを読む
2023.11.26@YEBISU GARDEN CINEMA(ポーランド映画祭2023)
コロナ禍前の音×コロナ禍後の風景
開かれた扉はラストで閉じられ、ステイホームを示唆する

あなたにおすすめの記事