遠い一本の道に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『遠い一本の道』に投稿された感想・評価

国の政策で働くものをいつも振り回してきた

当時の鉄道や習俗を伺い知れる映画だと思う。舞台は北海道の国鉄職員一家たちで、国鉄労組協力の映画なぶん見ごたえは十分だった。頑固な保線魂に溢れる主人公がいる…

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シベリア、マンモス!
等々お茶目なシーンもあったけど、筋が通っていて、無骨で、近代化に翻弄される一端の国鉄員たちに丁寧に寄り添っていた。
冒頭とか鉄道が登場するシーンで使われていた威厳のある音楽が良…

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望月優子
「海を渡る友情」
「おなじ太陽の下で」
「ここに生きる」
AOI

AOIの感想・評価

3.6

【高度成長期、合理化の波に翻弄される、国鉄保線員とその家族】

労働者の誇りと憤りを描いた社会派映画
当時、男女平等を目指し、女優の左幸子さんが監督

引退した北海道の保線員の方が廃線区の線路を保線…

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2021年136本目
左幸子、凄い!
今も十分観れる。ってか、今観れる。
労働者は皆団結しましょう!って映画。
頑固親父の卓袱台返し‼️
保線一筋三十年‼️
光は西へ‼️帰ろう北へ‼️
合理化という名の国鉄改革からやがてJRへ‼️
夕張、追分から軍艦島へ‼️
tunic

tunicの感想・評価

4.5

新幹線にのる井川比佐志に山田洋次の『家族』を、国労家族会の様子に高野文子の『美しき町』をぼんやりイメージしながらみていたけれど、「着物姿のあなた、すごくキレイよ~」みたいな他人に自分を褒めさせるセリ…

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tsubame737

tsubame737の感想・評価

4.2

国労全面協力の映画。
高倉健の海峡や鉄道員が国鉄の光なら、本作は闇。
国労による、国労のための映画にも関わらず、国労組合員の行く末が暗く演出されている。

SLからディーゼル機関車へ。画面の背景にさ…

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左幸子の出演作は骨太な映画ばかりだが、自身の監督作も負けず劣らず重厚だ。
娯楽要素が薄くセミドキュメンタリー調で進むため、山本薩夫ら左翼系の巨匠による諸作よりも重苦しい。
特に労働歌を歌いながら保線…

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左幸子監督作品

滝ノ上市蔵(井川比佐志)は国鉄の保線員として30年勤めあげ妻、里子(左幸子)はそれを支えていた

功績章を受けて誇らしい反面、今までの様々な想いが湧いてきて素直に喜べ無い市蔵

さ…

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