未然に犯罪を防止する未来世界を描いたSFクライムサスペンス作品。
スピルバーグ監督作品。
トム・クルーズが主演、コリン・ファレル、サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドーらが共演。
2054年のワシントンDCでは、3人のプリコグと呼ばれる予知能力者（サマンサ・モートンら）により犯行を予知して未然に犯罪を防止していた。
犯罪予防局は全米にこの犯罪予知システムを普及させようとするが、司法省（コリン・ファレル）がシステムの欠陥に疑念を持ち調査を始める。
そんな折、犯罪予防局のジョン・アンダートン主任（トム・クルーズ）は、予知システムによって自分が殺人を犯すことを知り、追われる立場になる。
はたしてシステムに欠陥はあるのか？
そしてアンダートン主任は実際に殺人を犯すのか？
スピルバーグ監督が描く近未来の世界観が興味深い。
未来の車や3次元的な車道などが面白い。
映像も幻想的で独特の雰囲気を醸し出している。
予知された殺人が実際に起きるのかハラハラしながらサスペンスを味わえ、まさかの真相など楽しめた。
最後まで予測不能な展開が繰り広げられ、ラストは感慨深い二者択一の結末を迎える。
「未来は自分だけのものだ 望めば自分自身でどうにでも変えられる！」
2024.3 NHK BSで鑑賞（BSプレミアムで鑑賞・字幕）
2021.1 BS TVで鑑賞
