たむたむ

マイノリティ・リポートのたむたむのレビュー・感想・評価

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
3.7
【記録】※スルー推奨
フィリップ・K・ディックの同名短編小説を、S・スピルバーグ監督がトム・クルーズを主演に迎え映画化した、SFサスペンスアクション。
昼時にBSで放送していたので、公開当時劇場で観た以来ぶりに再鑑賞。

プリコグと呼ばれる能力者が見る予知夢のもと、重犯罪を未然に防ぐ制度が運用される近未来を舞台に、殺人の汚名を着せられた捜査官が、真実を暴くため決死の逃避行を繰り広げる様を描く。

ストーリーの大筋は、ほぼ『逃亡者』SF版みたいな感じですが、作り込まれた世界観とサスペンス要素が絡み合う、スリリングな展開に引き込まれます。

アントワーとの追いかけっこと、偵察バグから逃れるためバスタブに身を隠すシーンくらいしか殆ど覚えてなかったけど、さすがはスピルバーグ監督だけあり、エンタメに昇華された演出は普段SFを得意としない人でも観やすくなっている印象。

トム扮する主人公ジョンと相対する、アントワー捜査官役を演じているのは、キャリア初期のコリン・ファレル。私は本作で初めて彼を知ったんだけど、この頃はトムに見劣りしないほどのイケメンだったのに…

眼球交換手術後のシーンで、包帯で両目を覆ったまま、立て続けに腐ったサンドイッチと牛乳を口に入れて吹き出すシーンには私も吹いたw

貴重?なトムのスキンヘッド姿も見られますお!
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