灰音

マイノリティ・リポートの灰音のレビュー・感想・評価

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
2.8

※大部分が吹き替え版の感想
一応2回鑑賞していますが、まだわかってません

シリアスだと思って観始めたのに、
まさか俺??の
逃走が始まってからの無謀さがすごい。
この男ハチャメチャすぎる。
アラジンが街をビュンビュン逃げてるシーンか?
植物の温室のご婦人でデトロイト思い出した…

人間が作った人間による完全な犯罪予告。
犯罪を予知し、未遂で逮捕する警察。
しかし完全ではない予告があったとしたら?
人間である以上、過失を免れないとしたら。

謎未来の独特なシステム
網膜スキャナ、スワイプできる画面(手袋装着)やVR、
現在実現しているものが意外とありますが
そこは空想と憧れのテクノロジー、ロマンがあります。
独特な吹き抜け?壁のデザインに
真ん中のプール、天井の映像投影。

この操作感(捜査官)、ヘビーレインを思い出すナァ。

細かい設定なども面白いのですが、単純に
なんで?っていうツッコミどころが結構あり
シュールな笑い、珍プレー、小ネタなどなど
遊び心もある作品。

ただ、やはりそれだけでは終わらないのが名作。
2時間25分とロングな中(私見)、
アガサが頑張ってくれる。
教えてくれ、悲しいことも苦しいことも…
頼るしかなくて…
アガサの叫びに鳥肌が立った。 
ジョン…そんな手編みのセーターみたいな水着で…
ところで瞳孔散大しててもセンサー通れるん?

云わずもがなの公開処刑 隠蔽した殺人。
結末は何も言うまい。

この作品の名前は幼い頃から知っていて、
大人になり初めて鑑賞しました。

未だによくわからないので
何度か鑑賞したいです。
灰音

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