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ロアン・リンユイ/阮玲玉 4K

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ロアン・リンユイ/阮玲玉 4Kが配信されているサービス詳細

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ロアン・リンユイ/阮玲玉 4K

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ロアン・リンユイ/阮玲玉 4Kの作品紹介

ロアン・リンユイ/阮玲玉 4Kのあらすじ

1929年の上海。デビューして間もない若手女優ロアン・リンユィ(阮玲玉)が映画『故都春夢』の主役に抜擢され、天性の美貌と演技力で瞬く間に人気を集めていく。一方、私生活では資産家の息子・張達民と深い関係になるが、彼の両親に結婚を認められずにいた。そんな悩めるロアンに既婚者の実業家・唐李珊が寄り添うが、ロアンに金をせびっていた張が2人の関係を新聞社に売り込んだため、スキャンダルとして報じられてしまう。

ロアン・リンユイ/阮玲玉 4Kの監督

ロアン・リンユイ/阮玲玉 4Kの出演者

原題
阮玲玉/CENTER STAGE
製作年
1991年
製作国
香港
上映時間
156分
ジャンル
恋愛

『ロアン・リンユイ/阮玲玉 4K』に投稿された感想・評価

「ロアン・リンユイ 阮玲玉 4K」

日本による侵食が始まった1930年台前後の中国で国民的女優として認知されていたロアン・リンユィの人生をドラマパートと当時を知る人物へのインタビュー、そしてドラマパートを演じる俳優たちよるディスカッションで描いた作品。

マスコミによる印象操作や過剰なまでの報道が人の人生を壊すというのは100年前でも変わらないことなのだなと思った。主役を演じたマギー・チャン自身も今作の中でマスコミが芸能人のプライベートに踏み込みすぎることに対して難色を示していた。

私はロアン・リンユィという人物を知らなかったが、この作品の構成がもの珍しい事もあって楽しみながら鑑賞することができた。しかし160分弱の上映時間は流石に長くは感じた。2時間強くらいでまとめてもらえると観やすいのではないだろうかと思った。
BOB

BOBの感想・評価

3.9
『ルージュ』のスタンリー・クワン監督、マギー・チャン主演で、1930年代に活躍した無声映画の大女優ロアン・リンユィの半生を描いた伝記映画。

「私って良い人間かしら?」🍸💋💋

マギー・チャンの女優魂とメタ的な構成が際立つ傑作伝記映画。156分と長尺の作品ではあるが、その長さに見合う感動と満足感が得られた。

3つのパートから成る、メタ的かつセミドキュメンタリーチックな構成が斬新。人気絶頂期に自殺して"伝説"となった女優ロアン・リンユイの激動の半生を、ロアン・リンユイ本人の出演映画の映像(現物)、再現パート(カラー)、本作のキャストを含む関係者へのインタビューパート(モノクロ)を織り交ぜながら振り返る。一本の作品で、中国映画業界の今昔比較を楽しめるのが魅力。

映画制作についての映画。1930年代中国映画産業で働く人々の様子を描いた内幕ドラマとして興味深い。個人的に、記者批判をした作品を国民党の後ろ盾を受けた新聞社組合から酷評され、制作陣が大幅なカットを余儀なくされるシーンが心に刺さった。無念だった。

「命は惜しくない。何より怖いのは人の言葉。言葉は恐ろしい。」
時に言葉は人を殺す。国民的スター女優を襲った悲劇のドラマを通して、メディアの力、世論の力、個々人の言葉が持つ力の大きさを改めて考えさせられる。マスコミによって、私生活まで売り物にされ、精神的に追い詰められていくという現象は、100年近く経っても変わっていない。むしろ、SNSによって、個人が発信する言葉の影響力と責任が肥大している現代において、本作が発するメッセージの重要性はますます増しているように思う。

マギー・チャンの迫真の演技に魅せられる。本作がマギー・チャンのベストアクトかもしれない。『花様年華』での感情を押し殺したニュアンス演技も素晴らしかったが、それとは対照的に、喜怒哀楽の感情を解放している本作の演技も素晴らしい。『新女性』のクライマックスシーンなど心に残るシーンは多々あったが、やはり、国際婦人デーでの会食〜ダンス〜別れ最期までのシークエンスが格別。彼女の一挙手一投足から目が離せなかった。激しく心揺さぶられた。

マギー・チャンは、チャイナドレスが似合う女優No.1だと思う。チャイナドレスが、そのスレンダーな体型を美しく引き立てている。華やかで艷やかで、実に優雅である。

「幾多の過ちを犯したのは、ただ孤独に恐れていたから。」
エンド・クレジットで流れる曲の歌詞がじーんと心に染みた。

中国の無声映画を観たのはこれが初めてだった。貴重な体験だった。

「人は時に弱くなる。だから、強くありたいと願う。」

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ザ・シネマの4K版

戦前、中華民国で国民的女優だった(らしい)ロアン・リンユイは役に没頭することで生まれる演技の凄まじさととても明瞭な演技解釈によって高い支持を得ていた(らしい)。しかし、私生活ではゴタゴタがあり、スキャンダルが取り沙汰されると中傷を受けるようになった(らしい)。そして、「言葉は怖い」と書き残し、自ら命を経ってしまう…(らしい)。

この(らしい)の部分の真実に、より近づくために今作ではロアン出演映画の原版、当時を知る人々との接触、ドラマパートとそれを演じる俳優本人によるディスカッションによって構成される。

私は、ロアン・リンユイについては全く知らなかったが、とても心を動かされて飽きないし、ロアンの最期はとても悲しくなった。そして、超がつくほどのクソ男である張や、見栄ばかりの唐にもすごく腹が立った。
だからこそ、中途半端にドキュメンタリーになる上、ぼんやり長く続く終盤が少し嫌だった。スパッと終わった方がグッとくるのに。

しかし、素晴らしい撮影や美術、衣装には2時間半見入りっぱなし。光と影の演出や階段や鏡を使ったショット、そして主演のマギー・チャンの佇まいには度肝を抜かれた。作品時間は長いけど鑑賞する価値は絶対にあるし、この作品の社会的な存在感もとても大きい。

今作の元々のクオリティを知らないので4K画質の良し悪しはわからないけど、30年前と思えないほどクリアだし、特にドラマパートは全シーンの映像の美しさが完璧。とても感動した。