堪能メンなまあじ

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーの堪能メンなまあじのレビュー・感想・評価

3.4
2回目鑑賞で割り切って観たのでスコア変更+0.4

正式名はフローズンサマーではなくフローズンエンパイアだった


4DX SCREENXで鑑賞
プロモーションでアトラクション感をうたってるだけはあって、冒頭から椅子に揺れが激しすぎるくらい激しかった!

⚠️特にメガネの方は水しぶき率高いのでご注意を❗️


最初に断っておくと自分は結構重度な方のゴーストバスターズファンではあると思う

正直、今作は自分にとってゴーストバスターズではやって欲しくないことをやられてしまった感がある

詳しく書くとネタバレになってしまうので詳細には書けないんだけど
「ゴーストという非現実な存在に、科学を駆使して立ち向かう」
それが自分がゴーストバスターズを好きな絶対的なコンセプトなんけど…
これについてはネタバレ無しではやめときます


今作はちょっとホラー要素もこれまでよりは強めだった。
そして前半と後半の温度差(文字通りの意味も含む)がとても激しい展開だった

フィービーが15歳になり反抗期とゲイリーは家族と言っていいのか微妙な距離感
スペングラー家の家族としての物語を軸にし…て…欲しかったんだけど、それにしては【キャラ増やしすぎ!】

元祖たちが出てくるのはまだ良い(と言ってもファンである自分でももう完全に世代交代するべきだろうと思ってる)にしても、結局最終的にはアイドルアニメくらいの人数で戦ってしまってるレベルで、そのおかげで個々のドラマが薄い。
ジャニーンさんもあのポジションに加える必要があったのか?とも思えた

オマージュも盛りだくさんではあるものの元祖の出演者を喜ばせるためにやってるのでは?とも思えてしまった

アフターライフとの比較は避けたいけど、今回はタイトルのエンパイアが象徴するように舞台がNYに戻り、ゴーストバスターズの生まれた此処こそゴーストバスターズの再誕の場だと言わんばかりに張り切って広げすぎてフランチャイズ感のすごい作品になってしまってた
ゴーストバスターズブランドをどうしても断ちたくないんだろうな〜と勘繰ってしまった

が!かと言ってつまらないとかは全然ないしアトラクション映画としては無難に楽しめる作品ではある

今後もゴーストバスターズの物語が続くのであれば自分はまた観るのだけど、一度ああいうものを取り入れてしまった以上もう次からは取っ払えないのではないかと不安が大きい