本当はライトに「ゴーストバスターズ」が好きなんですけど、あえて極右的なスタンスでちょっとした気持ちを書かせてもらえれば…
「リック・モラニスに出てもらえていない時点で「ゴーストバスターズ」の続編として落第点!」
…ということですかね。(2回目)
前作「アフターライフ」はそれなりに面白かったんですけど、今回は予告編の段階で全然ぴんと来なくて…付き合いで観てきましたって感じ。
ま、それなりでした。っていうか、ある一点を除いてはビミョーで映画としての魅力に乏しかった…というのが正直な感想。
2時間ちょっとの間に出てくるキャラクターが多すぎるし設定したものの語りきれていないキャラクターアークも多いし、どれも中途半端。
おまけにセッティングばかり多いものだから中盤まで話が動かない!
予告で見せてた海の向こうから強烈な寒波がNYを襲う!みたいなのがはじまるのはたぶん1時間20分くらい経ってから。普通、30分か40分くらいに設定するシチュエーションじゃない?
丁寧なのはいいけど、気軽さと鷹揚さとバカバカしさが「ゴーストバスターズ」の身上よ。
正直、もう初代のバスターズは参戦しなくていいと思うし(ベンクマンは霊体になってNYをさまよっているくらいでいいと思う)、家族の話に落とし込むのは「お約束だから!」というやっつけ感が出まくってますよ。
65点くらいを目指して80点なのが「ゴーストバスターズ」だと思うんだけど、本作は100店目指して60点くらいなんだよなー。
ただし!
フィービーakaマッケナ・グレイスさんがちょっと大きくなっていて、ん-めんこい!
彼女のクロースアップの力強さたるや、時間と空間を超越するものだと思いました。
もうちょっとフィービーまわりの成長を丁寧に描いてくれてたら、オリジナルとは別の面白さが出てたと思うけど。
あとポッドキャスト君が成長して凛々しくなってましたね。
それでもわたしは「ゴーストバスターズ」が好きなので、エンドクレジットでNGシーンとかキャストみんなで「ゴーストバスターズ」に合わせて歌う踊り狂うとか、そういうのがあったらニコニコで帰れるんだけどな。
あとニック・モラレスが出てきてくれたら無条件で満点です。
次回作はあるかな…なんか作りたそうでしたけど…
わたしはポール・フェイグ版も好きで、公開当時差別やミソジニーによるバックラッシュを喰らったことはいまだに腹立たしいけども、敗因があるとすれば、オリジナル2作をなかったことにしちゃった完全リブートだったことだと思うので、なんとか続編でスパイダーマンNWH的にポール・フェイグ版に接続してもらえないだろうか…(同じコロンビアだし)
ということでアイデアあるので電話ちょうだい!