とらじ

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのとらじのレビュー・感想・評価

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開幕早々の龍っぽいゴースト捕獲任務のシーンがめちゃくちゃよかった。「観たかったやつ!開幕でこれって事はこの後何を観せてくれるんだ?楽しみ!」と思ったけど、これを超えるシーンはなかった。
あとはたっぷり時間をかけてラスボス降臨のためのストーリーが進行して、その中で登場人物のすったもんだがあったりなかったりな感じで、正直ウトウトしてしまった。パットン・オズワルドが出てきた辺りからちょっと寝てしまったかもしれない。
意思の疎通が出来るゴースト、メロディとのエピソードは前作ラストの某サプライズゴーストから発展させて考えたのかな?と思った。発想はとてもいいと思うけど、ストーリーを進めるための都合のいい部品くらいに感じたので、なんかもったいない。
あと、ファイアマスターとかいう超人が登場してしまったのはちょっと飲み込めなかった。ファイアマスターの話とメロディが言ってた火事の話がつながるのかと思ってたけど、そんな事はなかった。
初代メンバーが大活躍(なんとジャニーンがつなぎを着て戦う!)とか、初代の頃ニューヨークの役人だった嫌なやつが市長として再登場とか、ちっちゃいマシュマロマンが騒いだり、ラスボス戦の場所がゴーストバスターズの事務所!とか、観るタイミング(その時のコンディション)によってはめちゃくちゃテンション上がりそうな要素が沢山あるのに、あんまり盛り上がらなかった。
とはいえ、相変わらずフィービーがとても魅力的。今作はちょっと影のある表情が多めだけど、それもよかった。
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