このレビューはネタバレを含みます
ゴーストバスターズシリーズは
安定して面白い！
今回も楽しめました！
ただ、ちょっと旧作のキャラが
出すぎかなと思いました
『ゴーストバスターズ/
アフターライフ』で
数十年ぶりに続編が作られ、
旧作のキャラが
久々に集合した姿を見ることができ、
とても感動しました
しかし、その感動は一度きりのもの
新作では新世代のキャラを
深堀りすることに集中してほしかったです
『ジュラシック・ワールド/
新たなる支配者』
も同じミスをしていましたが、
旧作のキャラと新世代のキャラを
均等に描こうとすると、
どうしても１人に割く時間が
少なくなってしまいます
今作ではスペングラー家の不和が
描かれていますが、
登場人物が多く掘り下げが足りず、
スペングラー一家が
絆を取り戻す理由付けが薄いと感じました
今作で初登場のナディームとメロディは
絶対にもっと上手く使えたと思います
ナディームは
祖母と仲が良くなかったせいで
遺品がガラッカが封印されたものと
聞いておらず
今回の騒動のきっかけになっていますし、
メロディは先に逝った家族の元に逝きたい
孤独なゴーストです
この２人の家族ドラマは
もっと掘り下げることができたし、
これを掘り下げることによって
スペングラー一家の家族ドラマを
より説得力のあるものにできたのでは
旧作のキャラを出してくれるのは
ありがたいのですが、
もう彼らはゲスト程度にしておいて、
いい加減に新世代のキャラ達に
もっと時間を使ってあげてほしいです
面白いことは間違いないんですが、
次回作も同じように
旧作のキャラが目立つようなら
減点することになるかもしれません…
