ニューヨークが広大な氷の世界に…。ゴーストバスターズ同窓会の二次会が、今幕を開ける！！
ちょっと、せっかくニューヨークが舞台なのにゴーストバスターズ本部がメインの舞台だったので、お話がコンパクトだったように感じました。ただ、冒頭のニューヨークの街を駆け走りながらのゴースト退治は良かった。ファンサービスは徹底的でしたね。
1作目から登場している市長が登場していたのも楽しかったポイントでしたし、相変わらずゴースト退治に横槍を入れるのがメインのお仕事ではないでしょうね？と、市長を問い詰めたい気持ちで本作をみていた気がしますw
ちょっと前作の話になってしまいますが、前作は3作品目を制作しようとしたけれどもイゴン役のハロルド・ライミスが亡くなったことで一度話が流れてしまったのが、時後経ってから続編が制作されたという背景がありました。そのため、その製作された背景と物語が重なっていたため楽しめた。ただ、そう考えた時に本作はどうかというと、そういった制作の背景はないんですよね。
個人的な願望の話になってしまいますが、本作でやってほしかったことは2016年に公開された女性版『ゴーストバスターズ』と向き合ってほしかった。この作品もハロルド・ライミスが亡くなったことで急遽製作された背景があるようで、配給会社もソニー・ピクチャーズなのになかったことのように扱われているのも不遇な気がします。
それらを含めた前作は、過去に向き合っていたのが大きかった。でも、今作は100%エンターテイメントに振っていたため、期待値は上げないで鑑賞するのがベストだと。ファンサービスはこれでもかというほど徹底されていたので、そこが本作の魅力。といいますか、1作目が同窓会なら、その延長が本作みたいなところですね。
それに、今作から「ゴーストバスターズ」のシリーズを初めてみる分には、楽しめる作品になっていたかと思います。
