コメディを見に行ったつもりなんですけどね…期待や想像をはるかに上回る素晴らしい作品に出逢いました。
いい作品観たなあと感謝の気持ちでいっぱいです。
鶴瓶さん演じるお父さんが娘さんの“戻り”を受け入れるシーンが冒頭にあるんですけど、そこから笑いながら泣いていました。
物語中「人生に起こることは何でも楽しまな」というセリフがなん度も聞こえます。本当にそうでありたいと思うセリフですが、実際はなかなか難しいななんて観ながら思うんです。
ただ、物語はそのセリフの背景までも映し出します。
それはただただ涙を流すばかりで…自分もかつて似た感情を抱いたものでもあり…。
難しいなんて簡単に思って恥ずかしいと思わされました。
映画のどのシーンも生きる上で大切なものが映っていました。そしてそれはかつて見てきたものばかりです。
関西弁の距離感がとても優しかったですね。
笑顔ってこんなにも分厚くて尊いのかと思わされました。
映画中ずっと笑いながら泣いていました。