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あまろっくのyadokariのレビュー・感想・評価

あまろっく(2024年製作の映画)
3.4
大阪人情喜劇で鶴瓶師匠の映画かな。それほど新しさはない安心の家族映画。その防波堤が「あまろっく」という堤防なのだが、震災と台風を絡ませた人情喜劇なので、日本人の泣きポイントは高いかな。

ただどうしようもない家族関係を引きずっているというか、シスターフッド的にはなっているが、どうして優子は婚約を破棄してまで早希に付き合うのかよくわからなかった。婚約者の母親もいるのだし、家族になると話していたではないか?工場を潰さないことだったのかな。そういう中小企業讃歌みたいな、ワンマン社長映画といえば言えるのかな(実は鶴瓶の映画というのはそういうことだ)。優子は自由になってもいいのにそれをしない。
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