マキナ

コンテイジョンのマキナのレビュー・感想・評価

コンテイジョン(2011年製作の映画)
3.5
まだコロナが流行り始めたこともあまり気にも留めてなかった頃、わたしたちが呑気に生活をしているそばでウイルスの研究者たちはすごく怖かったんじゃないかと思った。そして情報が広まり、この映画ほどじゃないけど、日本でもトイレットペーパーや食料の買い占めも起こってしまった。暴動のシーンなんか、2021年の今見ると、ああそうやって密になったら…!とハラハラしてしまうくらいには感染症に対する意識も変わったんだなと思う。
マット・デイモンの娘役の子の「時が止まる薬も発明してほしい」というセリフ、本当によくわかるなあ。コロナで大事な時間を奪われた10代の子たちの気持ちを全て代弁した名台詞だと思う。これが2011年の作品なんだから驚く。
とにかく手洗いと消毒とマスクをしたくなる映画でした。
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