このレビューはネタバレを含みます
私は今、立川-千葉の特急列車に乗っており、通路を挟んだ隣の座席には年配の男性1人と30代後半くらい？の女性1人が座っている
一回り以上歳が離れているようだが一体どんな関係なんだろうか……女性は男性に敬語だし、何やら大荷物(キャリー)なので2人で何処か旅行にでも行った帰りなのか……(ﾟ∀ﾟ)？？？
それはさておき、2人はビール缶とつまみの残骸(ビールは空でつまみも食い尽くしている模様)を前にマスクを外し、ジェンダーについての議論を交わしている
特に大きい声ではないし、まん防もとっくに解除されてる
しかし、私としては「喋ってもいいけど、飲食する時以外はマスクしろや」と思ってしまう
私がデリケート過ぎるんだろうか？
そんなの気にするなら外出なんてすんじゃねぇ！と言われればそれまでなのだが……
まぁ、あと10分で女性の方は下車するらしい
(結局、2人とも10分後に新宿で下車)
良かった良かった
さて、コンティジョン
アマプラで見放題終了間近……詳細を確認すると、今のコロナ禍を予言したかのような映画ということで視聴
新種の伝染病発生から収束？までを日毎に追っていく構成となっている
Day1から始まるかと思いきや、何故かDay2から始まる
？？？と思っていたが、最後にDay1に何があったか分かる様になっているのがなんとも言えない演出
俳優陣がとにかく豪華だが、それぞれの立場や視点から描かれており、1つの画面に収まることがないので、THE HEROS！ドヤァって感じもせずにスッキリして良かった
見始めた頃は、この豪華メンバーがウィルスに立ち向かって最後はハッピーエンドを迎えるのか？なーんて思っていたが全くそうではなかった
なんなら豪華メンバーがバタバタ死んでいく
「ウィルスは人を選ばない」全くもってその通り
ここで志村けんさんが思い起こされる
グウィネスバルトロウが香港で仕事をし、帰国するまでの間に具合が悪くなる
仕事の疲れか時差ボケかと思っていたら自宅で急変し、そのまま死亡
旦那のマッドデイモンあたふた
家に帰ると息子の具合も急変し、既に息をしていない様だとシッターさんからの報告
グィネス解剖の結果、脳がどうにかなってるらしい(ここの解剖シーン、ちょっとリアル)
世界各地で同時多発的に同じ症状で急死する人たちが報告される
調査の結果、世界で最初の感染者がグィネスであることが判明
香港滞在時にグィネスが立ち寄ったカジノにあった監視カメラの録画映像でグィネスと接触があった人達がどのように感染したのかが映し出される
グィネスが触ったグラス、ケータイ、握手……
オープニングは激しい咳の音声から始まるが、それ以外にも人々の咳、くしゃみ、鼻を擦る動作etc……手元を中心にウィルスの拡散が描かれているのでこの映画を見ていると、とにかく手を洗いたくなる
もう手を洗いたくて洗いたくて洗いたくて……仕方なくなる(笑)
人は1日に2000-3000回顔に触れる
最後のシーンDay1
密林のジャングルでバナナの木を薙ぎ倒す製薬会社の重機
バナナの木にはコウモリがぶら下がっており、何かを持って飛び立つ
コウモリは養豚場で羽を休めているが、持っている何かを豚の檻の中に落とす
豚がそれを食う
食った豚が香港の料理屋に運ばれる
豚の口に何かを塗り込むシェフ
誰かに呼ばれたシェフは豚の口を触った手をろくに洗いもせず、ちゃっちゃとエプロンで拭ってそのまま外へ
向かった先はなんとグィネス
そのままグィネスに挨拶&握手
はい、コンティジョン
しかも、何がやるせ無いって
グィネスの足取りを辿る過程で香港出張が終わった後、以前の交際相手に会いに行ってたってところ
なんでそんなところに！
どうしてそんなことを！
って思わせるのも憎い演出
死んでから秘密を知られるグィネスだった
絶対そんなのやだー
ダサすぎるー
ほんで余談なんですけど
特急列車のボトルホルダーに空のペットボトルが置きっぱなしになっていたわけですよ
私が取った指定席のホルダーに
で、仕方ないから下車する時に捨ててやろうと持って出たがゴミ箱が見つからず
そのまま在来線に乗り換えたわけですが
在来線の窓枠にまた空き缶×2が！
そしてそれも下車する時に持って出て結局捨てたんだが……
ゴミくらい捨ててっ！あーツイてないっ！
これで私もコンティジョン(笑)
