Ester

毒娘のEsterのネタバレレビュー・内容・結末

毒娘(2024年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

事前情報を一切入れずに鑑賞。
映画として楽しめたかと言われれば非常に微妙な作品でした。

ですが「ちーちゃん」のキャラクターは大大大好きになりました。
ちーちゃん、私とお友達になって下さい!
一緒にケーキ食べよう…
髪型をちーちゃんカットにしたい…

何となく「狂った女の子が人を殺しまくる映画」みたいなイメージだったのですが実際には静かな会話がメインの作品でしたので全体的に退屈でした…

素晴らしかったのは父親のキャラクターの魅せ方です、気持ち悪いのなんの!演じた役者さんは本当にお見事です!
イケメンで清潔感があるし声も素敵なのにあそこまで嫌悪感を出せるなんて…
優しい口調から滲み出る屑人間加減が寒気がする程に気持ち悪かったです!

人が次々と殺される映画だと思っていた私は「この父親早く無残に殺られてくれ!」と思って鑑賞しておりましたw

最後の「ちーちゃん怒りの心臓チョキチョキ」シーンではあまりの気持ち良さに私は声を出して笑い叫びたい衝動を抑えるのが大変でした!w
願わくばめちゃくちゃ狂った方向に突っ切って母親も殺っちゃって欲しかったです…
ザクザクチョキチョキして欲しかった…


ツッコミ所満載で冷める部分が多々ありました。
・白昼堂々と不法侵入されて、娘が馬乗りにされてトマトケチャップをかけられて怪我までさせられているのに警察を呼ばない。
・ちーちゃんの隠れ家が物凄く人目につきやす過ぎる。

冒頭にも書きましたが、映画作品としては退屈、ちーちゃんのキャラクターは素晴らしい!
そんな感想です。

久しぶりにあんなにエンドロールが短い映画を見ましたw

追記
公開同日発売のコミック「ちーちゃん」を購入して読みました、
ちーちゃんが大好きになりました。
Ester

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