『ミスミソウ』というイヤな傑作を撮った内藤瑛亮によるオリジナル脚本ホラー。
オカルト系Jホラーの雰囲気でホームインベージョンスリラーを撮っている。今回もイヤな映画になってる。
ちょっと闇が浅いかなとは思うけど、その幼稚さや大人の脆さ等に見える浅さにこそ、今そこにある現代社会の怖さはあるのかも。
ネット掲示板に綴られた真贋が曖昧なエピソードを元にしたという事で、“信じちゃえば信じられなくもない”という話になってる。
結局一番怖いのはもえかの父親のサイコパスさなんだけど、萩乃は彼のどこに惹かれて結婚したんだろうか。
あと、ちーちゃんの両親を登場させたのならもう少し掘ってほしかった。