このレビューはネタバレを含みます
2024年5月
・大傑作。基本的に夜通し歩く映画は好きになりやすいが(その街のこども、ヴィクトリア等)、その中でも特に好き。
└それは今作が労働者である中年女性の視点から描かれ、彼女が夜の街=決して…
掃除婦のムスリムの女性ハディージャが電車で眠りこけてしまい、エルマンドゥブルー駅からアンデルレヒトまで帰るロードムービー。
ベルギー人監督のロードムービーといえば、アケルマンの『アンナの出会い』を…
バス・ドゥヴォス監督作品②
掃除婦のハディージャはアラブ系移民の中年女性。ある夜、仕事終わりに最終電車で眠りに落ちてしまい、歩いて帰宅するまでの一夜を描いた物語。うわ〜、こういうの好きだ〜。
極…
初観賞、初映画作家、ベルギーのバス・ドゥヴォス監督2019年作品。最新作『Here』とこれが日本初上映とのこと。
予告編で気になって観てみる、、、正解でした🙆スゴく惹かれる画面の連続と雰囲気でずっと…
ホームの切れ端上部にある鏡に写る姿、とか、店のガラスのあちら側にいるのかこちら側にいるのか、というかあちら側とこちら側が混ざる、とか入れ替わる、ような瞬間にハッとした。
Hereに引き続きStef…
このレビューはネタバレを含みます
主人公のハディージャは仕事帰りに電車で寝過ごしてしまい終着駅へ。終電もない、お金もない、彼女は仕方なく寄る辺ない夜の街を彷徨い歩き、一人寂しく家路に向かう… というお話。
たったそれだけのお話なの…
©︎ Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production