自分にとっての快適な領域から一歩踏み出した外に広がる、普段の自分の世界には存在しない人たちで構成される世界。
冒頭、彼女がget lostと書かれたポスターを見つめているカット。鑑賞後振り返るとそ…
鑑賞後に思わず「カン…ペキ…」と薬師丸してしまうくらいには大好きなやつだった。惜しむらくは80分の短尺、なんなら120分フルで彼女のささやかな冒険にお付き合いしたかった。確かにアケルマンらしきものを…
>>続きを読む俺たちの人生は、不可逆性をもって流れていくもので、その線上に無数の邂逅と別離(この2つの間隔はときに永遠に思えるほど長く、ときに瞬きのように短い)が穿たれながら、ただただ伸び続けていくのだと感じた。…
>>続きを読むただ行って帰ってくるだけの映画。
映画監督の多くがこのただ行って帰って来るだけなのに映画のすべてが詰まってる、こんな映画を撮りたいんじゃないかな?と思ってしまった。
少し風邪気味でいつもよりはぼ…
人が人に寄せる気持ちというか、いや、気持ちですらない、アテンション?好意とか愛とか思いやりとか優しさとかではなくて、与えるでもなく注ぐでもなく、贈与や意図からも解放され、ただ「在る」、それでいて人(…
>>続きを読むブリュッセルの街で清掃員として働く移民のハディージャが、深夜の地下鉄で居眠りをして…という物語。何の予備知識もなく、それでもどことなく観る前からケリーライカートに近しい雰囲気を感じ、勝手に女性監督と…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
33.
あまり感じたことない感覚になった映画。夜の静けさと不安が一緒くたになった幽霊のように歩く主人公。
そんな中でも会う人々は暖かい(少し素っ気ないけど親切な感じがなお良い)
娘に何か言うんかな…
【わたしゃ迷子のおそうじオバチャン】
動画版▼
https://www.youtube.com/watch?v=iSWfeEFcLDo
いろんな人の2020年映画ベストブログを読み漁っていたら、謎…
©︎ Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production