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ゴースト・トロピックのparaのレビュー・感想・評価

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)
4.2
宣伝にアケルマンが引き合いに出されていた、ベルギー出身の監督作品。

終電で寝過ごし深夜に徒歩で帰宅せざるを得なくなった清掃員のムスリム中年女性が一晩で出逢う人々との一期一会を淡々と静かな間とともに叙情的に描く。
スタンダードサイズ。

夜のベルギーの映像が美しい。
日常と非日常、いやすべてが隔たりなく繋がる人生。

ラストはここではない何処かへ。

母はヒジャブを着用、娘は被らずなところもメッセージ含有かな。

エンドクレジットがオシャレ。
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