やっぱり夜の街を徘徊するのを観るのはワクワクが止まらないです。お母さんもそうだったのでしょう。
映画は他人の人生のひと時を覗くもので、そこにある苦労や時間の積み重ねは、決して一長一短で理解できるものではないということを、人生を送る本人の視点からマインドセットする冒頭、ラストへのつながりがツボでした。
何気ない偶然の出会いと別れにに優しさや寂しさ、悲しみを感じ、だからこそ生きることは楽しいのではないかと、強く説得するのではなく、謙虚にそっと問いかけてくるような作品でした。
ガソスタ売店姐さんの車がイカしてました。互いのプライベートにグイグイ踏み込むのになぜか絶妙な距離を保っている会話も良かったです。
