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ゴースト・トロピックのharukaのレビュー・感想・評価

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)
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映画ってなんなんだろう
セリフもなく、ただ表情、行動をただみる

映像に身を委ねる 委ねすぎて寝てしまう

けど、成立している

なにか心に引っかかるわけではない。特段残らないけど、暖かさ、美しさは感じる

娘を見つけて、跡をつけて歩く
娘は男の子といい感じの雰囲気
物陰から見ていたお母さんがまた帰路に着く
その時の顔を正面から捉えて歩く速度で動く

この一連、すごくみれた

これが観れるというのはどういうことなのか

歩みの速度で街を進んでいくカメラとか、車のランプがぼんやり浮かんで動いていく絵とか
都会の速さには合わないけど、なんとも言えない時間の速度を体感させられる

現実の生活の速度と違うから寝てしまうけど

やっぱり渋谷じゃないところでみたい

86分にしてはたっぷり、ゆったり時間を感じる
整えられた絵作り


移民の社会
移民の母と娘

冒頭

 静謐な居間の映像に重なって「この空間を私たちの人生で埋める。骨の折れる大仕事だ。私が知る中で一番辛い仕事。この空間を見ると、この大切な苦労が見える」と女性がそっと囁く。おそらくこの部屋の主だ。その声は「もし突然、赤の他人がこの部屋に入ってきたら、その人は何を見て、何を聞くだろう。ここで何を感じるだろうか。(その時)私は恥を感じるだろうか」と続く。

めっちゃ女優さん小さい
私もあんなもんか

Aloneな映画

スモールスモールナイトウォーク
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