Hereもすごく良かったので気になってたGhost Tropic
真夜中にしか見えない世界観と、ブリュッセルのそのような水面下で生活している人達が重なる
寝落ちしそうになりながら観るも良し、夢と現実…
2024年5月
・大傑作。基本的に夜通し歩く映画は好きになりやすいが(その街のこども、ヴィクトリア等)、その中でも特に好き。
└それは今作が労働者である中年女性の視点から描かれ、彼女が夜の街=決して…
居眠りして終点駅まで来てしまい終電も逃してしまった女性が、様々な出来事に遭遇しなからも歩いて家路へと向かう...というだけなのだけど、なんだか優しい空気に包まれていて見応えあった。
主人公の女性が…
電車で寝過ごして終点まで行ってしまっても
子供と連絡が取れなくても
お金引き出そうと思ったのに残高が無くても
深夜バスが急に運行休止になっても
外が寒くても
感情的にならず落ち着いて淡々と別の道を探…
主人公のハディージャは仕事帰りに電車で寝過ごしてしまい終着駅へ。終電もない、お金もない、彼女は仕方なく寄る辺ない夜の街を彷徨い歩き、一人寂しく家路に向かう… というお話。
たったそれだけのお話なの…
日常ロードムービー。映像作品という意味でとても映画らしい作品を見たと感じた。
冒頭の長い間。タイトルロゴの色。
寝過ごすシーンでは眠気を誘われた。
夜道の木々。犬の横顔。
公式HPでメイン画像にな…
『ヒア』ほどは落ち着いた雰囲気ではなく、むしろブリュッセルの喧騒の一夜、といった雰囲気。移民でイスラム教徒の清掃婦が、仕事からの帰宅中に寝てしまい、最終駅まで行ってしまう。そこから家に帰るまでの話。…
>>続きを読むその街の、色、風景、空気にまなざしを向ける。
寒いか、暑いか。暗いか、明るいか。湿ってるか、乾いてるか。うるさいのか、静かなのか。
この映画の作り手は、街のたたずまいの、語りへの影響というものに極…
疲労から終電で寝過ごし終点まで来てしまったハディージャ(Saadia Bentaïeb)。徒歩で帰るしかなくなった彼女は真夜中のブリュッセルを進む……。
ミニマルな設定や説明で描かれる多言語・多文…
©︎ Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production