温かみと人間みのある映画。
最初の部屋のシーンで、「絶対この映画を好きになる」と思った。
寝過ごした主人公がとぼとぼ歩いて、ちょっとだけ人と会話を交わして、特に劇的な人生の変化が訪れるでもなく、部…
真夜中に終点まで行ってしまったその先、ただ行って帰ってくるだけなのだけど。ドラマがあららますね。冒頭の日が暮れる長回しと、最後の朝日が差し込むとこがとても良かった。
hereも観て思いましたが、時間…
ただ行って帰ってくるだけの映画。
映画監督の多くがこのただ行って帰って来るだけなのに映画のすべてが詰まってる、こんな映画を撮りたいんじゃないかな?と思ってしまった。
少し風邪気味でいつもよりはぼ…
あたりまえに過ぎ去る夜のひと時。
電車で寝過ごした掃除婦が、自分の足で帰路に。
それが思いがけない一期一会の出逢いを生んでいく。
移民1世の母親と、2世の娘。
本作では、家族でもたしかに存在する世代…
電車を乗り過ごして、家まで歩いて帰る穏やかなプチロードムービーでした。
何事も起こらないようで色んな出会いがあり、少しばかり心が揺れるけど何事もなかったように朝が来る。
ストーリーも好みだったし、音…
人が人に寄せる気持ちというか、いや、気持ちですらない、アテンション?好意とか愛とか思いやりとか優しさとかではなくて、与えるでもなく注ぐでもなく、贈与や意図からも解放され、ただ「在る」、それでいて人(…
>>続きを読むブリュッセルの街で清掃員として働く移民のハディージャが、深夜の地下鉄で居眠りをして…という物語。何の予備知識もなく、それでもどことなく観る前からケリーライカートに近しい雰囲気を感じ、勝手に女性監督と…
>>続きを読む©︎ Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production