このレビューはネタバレを含みます
「ゴースト・トロピック」
終電で寝ちゃって終着駅から家まで歩いて帰らなくちゃいけなくなった婆さんの話。とにかく善人しか登場しなくて、主人公が一番印象が悪いまである。「Here」に比べてストーリー性…
とても素晴らしい映画。観たくて観たくて仕事の帰りに寄りました。小さなシアターで、観客4人。疲れていたので不覚にも爆睡してしまいました😭セリフが少ない閑静なドラマは、仕事の帰りはNGやと思い知りました…
>>続きを読む素晴らしい。些細な出来事をこれだけ美しく映像に収めることができるとは。
16ミリフィルムの映像はブリュッセルの夜の光に淡さを与え、温かみを感じさせる。そんな夜の街を彷徨う登場人物たちはみなどこか不器…
隣のオッサンは開始1分でうつむいて寝始め、列車を乗り過ごした主人公と同じタイミングで起きた(笑)。その後また寝ていたが、気持ちは分かる。
ゴースト・トロピックというのは原題どおりだが、幽霊は出てこな…
終電で寝過ごしてしまったおばちゃんが徒歩でお家に帰るお話
多種多様な人間が暮らしている寒そうな夜のブリュッセルの街を映すのにフィルムの不完全さがマッチしている
合間合間に流れるガットギターの音色が心…
このレビューはネタバレを含みます
その街の、色、風景、空気にまなざしを向ける。
寒いか、暑いか。暗いか、明るいか。湿ってるか、乾いてるか。うるさいのか、静かなのか。
この映画の作り手は、街のたたずまいの、語りへの影響というものに極…
電車を乗り過ごした中年女性が歩いて家に帰るだけの映画が、なんでこんなに心にしみるのだろう。
大都会で終電後、移民女性が一人で長時間歩いて帰るのは、身体的にも心理的にも楽なことではないでしょう。でもア…
©︎ Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production