なるなる

ロッタちゃん はじめてのおつかい 2Kリマスター版のなるなるのレビュー・感想・評価

3.0
昔…多分15年前位?に兄が「ロッタちゃんが可愛いんだよ!!見て!!」と珍しくオススメしてくれた映画。
当時は「子どもの映画?んー無理イライラしそう」と思って流して見なかった。
さあリバイバル上映!大人になって久しい今ならどうだ!?と挑んだ記録。。。

短編3作が30分ずつだったと思う。
スウェーデンが舞台なのかな。家の色とか、ノルウェーで見た家と似ててとても可愛い。
お母さんやロッタちゃんか着てる服が赤ベースの物が多くて、画面映えて素敵。
ロッタちゃん、とても可愛い。というか、彼女を見守る周りの大人がめちゃくちゃ優しくて素敵だった。
お隣さんがロッタちゃん家族の事を気に掛けながら、叱る事なく納屋の2階を貸してあげたり、体調を崩した時はロッタちゃんからの看病を何も言わずに受け入れる。
すごい。なんて我慢強く余裕ある大人の姿だろうか。日々時間に追われ、仕事と家事(と人によっては子育て)をしている日本では考えられない時間と心に余裕ある子育て…と思ってしまう。

たった90分の映画にも関わらず、最後の30分睡魔に襲われて寝てしまったのだけ痛恨の極み。

ロッタちゃんにイライラする子どもではなくなったが、ロッタちゃんを取り巻く周りの大人に羨ましさと嫉妬を感じる大人になってしまった。
総じて結局、子どもの映画は苦手…という結論に。これは仕方ない。子どもの頃からトトロのメイちゃんに対してもサツキ以上に苛立ちを覚えていたタイプなので、怒ったり叱ったりせずにする子育てには元々向いてないのだと思って諦めよう…
なるなる

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