エメチン

オリオンと暗闇のエメチンのレビュー・感想・評価

オリオンと暗闇(2024年製作の映画)
3.6
それぞれ人間に対する役割を持つ概念を擬人化させたキャラが出てくるのは「インサイド・ヘッド」を彷彿とさせるし、短編の『デイ&ナイト』的な要素もありディズニー作品の影響を多いに感じた。とはいえ、ドリームワークス作品なだけあり、何度も彼らが繰り返している陽の当たらない(または怖がられる)存在の内面を探っていく話でもありつつ、脚本チャーリー・カウフマンらしいリアリティラインが揺らぐ構成も自分好みだった。対象を理解することで恐怖を克服するというテーマも、非常に今日的で子どもが観る映画のメッセージとして良い。
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