始まって、すぐに教会で神父が女性に言う様に画面のコチラに語りかける。
｢心をこめて祈りなさい｣
｢うわの空ではなにも起こらない｣
｢何が起こるの｣
｢願いがかなう｣
コノ映画は祈りと希望の映画なのか・・・☺️
もう何回か見てストリートはわかってるのに内容はヤッパリ難しいな〜😅
でも、そこも含めてムチャムチャ好きや。
全ての画が息を呑むほどに美しすぎる。
画面を見てるだけで目が釘付けになるし、ウットリして心がとろけていくみたいや❤️
映画でしか出来ない表現。
究極の芸術作品やろ😻
そしてタルコフスキーの家を捨てた父に変わって育ててくれた母と故郷ソビエトへの想い💌
モノクロで幾度と描かれる故郷。
冒頭にも描かれ、しばしば出てくる。
山深い中の一軒家なのか霧に包まれてる🌫️
すぐそばには小さな池がある🌳
母親と姉か妹なのか・・・
カメラはユックリと周りながら彼女等の姿を順々に捉えていく・・・
シェパードが池に向かって走る🐕
その後をスローモーションで追いかける裸足の少女👧
ウヮ〜〜幻想的で、まるで夢の様でもあるし、この世とは思えない光景やし同時に死後の世界にも見える・・・・
そして、それはタルコフスキーにとって過去の情景やろし、主人公のアンドレイが望む世界かもしれへん・・・
コノ映画自体が名シーンばかりやけど、その中でも・・・イヤ、多くの映画の中でも、もしかしたら取り分け好きなシーンかもしれないな😍
そしてローマで焼身自殺するドメニコ🧔♂️
ドメニコは昔、世界の終末が訪れるからと家族を7年もの間監禁した事がある・・・
また世界を救いたいとも想ってる・・・
そこにベートーヴェンの第九が流れる🎼
希望はアンドレイに託された😘
確かに、それまでのアンドレイの中には絶望が煽ってた思うし、もはや過去への想いしかなかった・・・・
でもドメニコの行動と想いはアンドレイに伝わったんやろな👍
水の枯れた温泉を世界を救うためにローソクを持って渡るアンドレイ🕯️
それはアンドレイが、最後に、この世に希望の炎を消さない為の行動やろ・・🔥
今、想えば、それこそ、タルコフスキーが未来へ託したメッセージに思える・・・・
僕は結局、そこに今だに心を揺さぶらんやろ・・・そして感動してしまうワ🥹
この混沌とした世の中で救うものがあるとしたら、それは唯一希望かもしれへんな・・・
故郷の戻ったアンドレイは家の前に寝そべる様に佇む・・・
周りには石造の廃墟が聳え立ってる
そして降り注ぐ雪❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️
コレこそが至極の芸術体験や〜😍😍😍
