味覚、嗅覚、聴覚、そして視覚。記憶というものは様々な器官でふと蘇るものである。
自分が聞いたことあるものでは嗅覚が一番脳とつながって思い起こさせるとか?
味の話、香の話、音の話3つの話からなるが全編通して俳優の演技が素晴らしい。
実家の母親の手料理がふと食べたくなった。
没入型というか体験型というか映画を見ながら自分の記憶も蘇っていく感覚にさせられる。
中編映画ということもあるが、変に完結させるのではなく視聴者に投げかけられているような感覚。
すごく余白のある映画だなと思った。
この映画をみたということもあの道を通ればきっと思い出す
私の人生の1ページにしっかりと刻まれたのは間違いない。