このレビューはネタバレを含みます
『もう終わりにしよう』と原作者が同じだそう。あっちは好きだったがこれはイマイチ。
これはしょうがないというか自分のせいなんだけど、あらすじ読んだ時にもっとエンタメしてると思ったが始まって数分で「ああこういうアートな感じだったか…」となってしまい気持ちがあまりノレなかった。
SF的設定は舞台装置で実の所は夫婦間のヒューマンドラマ。と思いきやSF的などんでん返しをぶっこんでくる。がそれもなんだか地味というか極力説明を省き後は自分で考えてね的なクールさがある。
これも自分にはハマらなかったなぁ。このテンションでそういう要素いらなくない?という。
宇宙に移住する計画云々もありつつクローン人間と人間が一緒に生活したらどうなるかという実験も同時に行われていた的なことなんだろうけど、なんだかピンと来なかった。
描かれてる夫婦関係暗すぎでは?
お互い相手のことを見ようとはせず相手にこうあって欲しいという部分を求めてしまう、というのはまぁ分かるとしてそれで終わるんかいという。2時間観てそんな後ろ向きな話だったんかい、という。