このレビューはネタバレを含みます
おんぶしてやろうか?…
TSUTAYAレンタルされるまで、存在を知らなかった韓国映画。
ちょっと危ない気配は感じていたが、ちょうど他に借りたいのがなかったのでレンタル。
…うん。
けっこう予想通りだった。
主人公の特殊工作員が、上層部に娘をだしに使われ半ば強引にミッションに行かされる話。
ミッションの目的である、科学者を北朝鮮から連れ出すところまでは良かったのだが、そのあとがまさかだった。
…ひたすら山の中でナイフを振り回すだけ。
北と南の国境付近での山の中のバトル、と聞くと一見面白そうだが、それを何の展開もなくずーっとやってる。
しかも、まだランボーみたいに主人公がひたすら敵と闘っているならまだしも、誰かわからんヤツ同士の殺し合いが急に始まったりする。
というか、主人公以外はほぼ誰かわからん。
科学者は勝手にドンドン負傷していくし…。
ひたすらナイフアクションしてるから、撮影自体はめっちゃ大変そう。
でも、その撮影の大変さに、おもしろさがついて来ていないという、なんとも勿体ない作品であった。