アンブル

ガザ 自由への闘いのアンブルのレビュー・感想・評価

ガザ 自由への闘い(2019年製作の映画)
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クィアの人たちと集まって鑑賞した。だからなおさらピンクウォッシュに対する怒りを感じた。ガザの地に初めてレインボーフラッグを掲げたイスラエル兵の投稿を見て、私たちを利用すんな、ふざけんな、一緒の考えではない、やめてほしい、仲間意識を持つなと思った。(ピンクウォッシュだから仲間意識のかけらなんて1つもないのは承知だけど)クィアと共にあると思うのなら(共にあるのならば)国際法は違反してないし民族浄化/ジェノサイドもしない。
映画は2018年の帰還への大行進を撮影していた。誰もが自分たちの意思で人権があると自由を求めて平和的な運動をしていたのに、イスラエルや諸外国は彼らはハマスに操作されていると言っている。これはジャーナリズムといえるのかな。わたしはその当時の日本のニュースが思い出せない。(まず報道していた?これはわたしの知識不足)今日また安保理で即時停戦に対してアメリカが反対して、映画でも帝国アメリカが支援する限りイスラエルによる虐殺は終わらないと言っていたとき、なぜ、本当になぜ、言葉が出てこなくなった。それでも、声を上げることはやめない。パレスチナの解放をなくしてわたし(たち)クィアの解放はない。
あと、鳥は軽く海も国境も飛べるのに自分たちはそれができないの言葉がずっと心に残っている。
ガザに関する映画を見るたびに何度も思う、今画面に映っているこの人たちは今生きているんだろうか、無事だろうか、大丈夫だろうか。
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