(2012年10月8日のレビュー)
「俺はこういう映画を撮りたいんだー!」
という熱い想いは伝わってくるが、
いかんせん
監督とキャストの実力が不足している感じ。
よって
人物の心情の変化についていけず、
観客が置いてけぼりにされてしまう。
三池崇史や園子温なら、
好き嫌いは分かれるにせよ、
置いてけぼりになる事はない。
ただ、
大衆迎合に甘んじない、
アナーキーな作品を作る監督は
好きなので、
今後頑張って欲しい。
そして自己満だ、オナニーだ、
と批判する輩には堂々と反論してほしい。
オナニーの何が悪いんだ、と。
オナニー映画がなくなったら
つまらんでしょうが。
まだ27歳の若き才能に
期待を込めてスコアは1.0で。
頑張れ若き才能!
製作:2011年
監督:松本准平