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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のtkのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予告の時から思ってたけど、めっちゃゴールデンカムイだなぁと思って観てた。
函館を舞台に菅生隆之、津田健次郎、松岡禎丞が集えばそこは金カムや!っていう変な楽しみ方をしてしまった...。最高!!
まぁそんな声オタの戯言はさておき。
コナンのレギュラーメンバーがしっかり出来上がっている関係性のため、ゲスト御三方が非常にカッコいいキャラクターに仕上がっている時点でもう成功している。
でぇベテラン菅井さんの渋み、いぶし銀の説得力。
つぐつぐの若手剣士の直向きさ、猪突猛進!!
津田さんの土方、鬼の闘いぶり。
そしてキラリ光る、鬼丸猛🧑🏻‍🦲✨
ここだけで満足してしまった。
正直、平次と和葉の恋愛の行方はどうでもいいくらいおまけとして丁度いい(暴論)
むしろずっとすれ違っていてほしい。
ラストのフラッシュバンが滲みてる発言。
倒れた和葉側は地面だったから、確実に言い訳を思いついたな、さては。
そしてそれに気づかない西の名探偵くん。
裏で和葉はニヤリ、してそうと自論を展開してみる。
これは薄い本が分厚くなるぅぅぅ。
今回、園子お姉ちゃんはお留守番で残念。
でも有能ぶりを発揮してくれて嬉しい。
にしても計り知れない鈴木財閥の財力。
阿笠博士のクイズの答えを考えてたら、すかさず即答してしまう、哀ちゃんが早すぎるのも通常営業。
紅葉&無我コンビも随所で微笑ましい。
園子と違う方向性のお嬢とあくまで執事。
グレネードが出たので、もっと物騒な“用意”もありそうだなぁと思ってしまった。
これぐらいのギャグ線、嫌いじゃないわ。
ブライアンには銀河万丈。
色々とデカい存在感でヤバさマシマシ。
近頃はトリック、サスペンスよりもキャラものといわれる劇場版、今回のオチは良かった。
FFの究極魔法、アルテマを思い出した。
古の遺物なんて掘り出したところで使い物にはならんよねっていう。
途中から実態のないお宝かと思っていたので、存在する物で良かった。
エニグマ解読機、イイなぁ。
歴史のロマンと切なさ。
やるせないけど、親子2人の想いや切実さは無駄では無かった気がして心暖まった。
セスナ機で向かう途中で平次に妨害されつつも、聖の必死の姿に応援してしまった。
蘭や和葉含めた一般人を巻き込むから、あかんけど。
史実では新政府軍が土方らに砲弾を放ったと云われる函館山。
そこに因縁めいた秘密兵器を忍ばせた圭三郎氏。
なかなか味なことをする。
あと大泉洋の川添刑事は怪しかったけど、全然だったなwと思ったら...ね。
蘭ねーちゃんの危険な角をオミットした青子ちゃんの髪型もイイね。
M•A•Oさんだし、好きだなぁ。
中森警部は運昇さんだったなぁ、元は。
そんなこんなで面白かったけど、「黒鉄の魚影」には流石に敵わんかぁと思いながらED。
aikoの「相思相愛」にのせて流れる函館の景色。
そのまんまでスゲ〜と感心(定期)
ED後、工藤家パパ&ママの再登場に歓喜。
なんと友希子ママ、劇場版初登場とは!!
おめでとうございます㊗️🎉🎊
そしてベイカーストリート以来の登場という優作パパ。
相変わらず睦まじくて素敵な2人。
ここだけでも観た甲斐があったってもの。
件の星稜刀、持ってたんかーい。
キッドの謎が明らかになってひぇえー。
まぁそうなんだろうけど、やっぱり驚き。
1412の名付け親とか白々しいよなぁw
優作パパ、そーいうとこ好きだわ。
KIDの正体が...とはいっていたけど、やっぱりここだけで余韻に浸れるくらいの満足を感じてしまうコナンの世界の奥深さ。
「ありがとう兄さん」
ラストに全部持ってかれたし、サブマリンとは違った良さで、もう充分お釣りがくるレベル。
まだ暫く浸っていたい、この沼に。
パンフも結構充実の読み応え。
来年のGWも楽しみ過ぎぃー。
tk

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