このレビューはネタバレを含みます
【作品概要】
2024年に公開されたアニメ映画です。監督は永岡智佳さんです。
本作品は名探偵コナンの劇場版シリーズ27作品目です。怪盗キッドと服部平次を題材にした作品になっています。怪盗キッドと服部平次が共演するのは第14作品目の天空の難破船以来13作ぶりとなっています。またさらに怪盗キッドの新しい情報が解禁されるということで注目を浴びています。興行収入はまだ発表されていませんが、怪盗キッド並びに服部平次と遠山和葉の恋愛模様から大ヒット間違いないと思います。
【感想】
毎年感じますが、日本の観光地を忠実に再現されていると思いました。また近年多いと思いますが、恋愛模様についても今作品でも描かれています。しかし少しミステリーの要素が少なく、アクション要素と恋愛要素に中軸を置いているように感じました。個人的には少し残念で、もう少しミステリー要素を増やして、見ている方に考える内容も欲しいなと思いました。また今作品は登場人物が多く、漫画やアニメを追いかけていないと分からない可能性もあり、映画だけ見ている方には誰か分からないかもしれないです。気になった方は是非ご覧ください。
【あらすじ】
函館にある斧江財閥に眠る日本刀2本に対して怪盗キッドから予告状が届いた。江戸川コナンと毛利小五郎、毛利蘭、服部平次、遠山和葉は警察に協力するために北海道に来ていた。しかしまんまと怪盗キッドに日本刀を盗まれてしまい、服部は異常に執着していた。同じ時して函館市内にある倉庫で十字で切られた死体が発見された。残された手がかりをもとに、コナンと服部は被害者と斧江財閥に関係があることを突き止めた。さらにその裏には武器商人をしているブライアン D カドクラの存在があることも判明した。そんな中怪盗キッドはカドクラからも日本刀を奪い、6本中3本を手に入れていた。しかしそんな怪盗キッドのもとに謎の仮面の人物が現れ、コナンと服部が助っ人に入ったことで何とか命拾いした。3人は日本刀をめぐるお宝の話を行い、今回の事件は多くの人が関わっていることを知った。日本刀を託されたコナンと服部は残り日本を保管している福城 良衛の元を訪れ、計6本の日本刀を預かることになった。また一緒に保管されていたメモをもとに暗号を解読し、宝の存在が函館大神宮にあることを突き止めたが、登頂によって斧江さらにカドクラに漏れてしまった。後手後手で動くことになったコナンたちだったが、なんとかお宝を死守することができたが、中身は空っぽだった。さらに殺人の疑いで福城 聖が逮捕されることになった。日本刀6本に隠されたお宝は何なのか。服部は和葉に気持ちを伝えることができるのか。気になった方は是非ご覧ください。
【出演者】
・江戸川コナン（声：高山みなみ）
・毛利蘭（声：山崎和佳奈）
・怪盗キッド（声：山口勝平）
・服部 平次（声：堀川りょう）
・遠山 和葉（声：ゆきのさつき）
・沖田 総司（声：遊佐浩二）
・西村 京兵（声：花田光）
・中森 銀三（声：石井康嗣）
・川添 善久（声：大泉洋）
・福城 聖（声：松岡禎丞）
・福城 良衛（声：菅生隆之）
・ブライアン D カドクラ（声：銀河万丈）
