べる

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のべるのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

面白いんだけどさ、この煮え切らないような感情をどう表そうか、といった感じ…

期待していた分、がっかり!

全体的に詰め込みすぎな印象を受ける。

ミステリーをちゃんとやりたいのか、アクションをちゃんとやりたいのか、恋愛をちゃんとやりたいのか、全部詰め込むから、誰に対してもどのシークエンスにも感情が生まれない。

ミステリー部分は、迷宮の十字路を意識させる良さはあったが、登場人物の名前と顔がイマイチ一致しない状態で、多用されるため混乱。オッペンハイマーの方がちゃんとやってたよ。

ぜんぶちゅーとはんぱに詰め込まれたごちゃ混ぜ感を味わいたい方は是非!!

あとね、全部が予定調和に感じる脚本。
そのせいでキャラクターに感情移入ができないうえ、空気同然となったキャラも多数。

確かに、いつものコナンクオリティは維持したままなのではあるが、この煮え切らない感情をどうにかしてほしい。

作画も安定せず!
でも初めからオープニングくらいまでは良かった!土方が貫いた障子の隙間からコナンと目が合う始まり方はおしゃれだし上手!
オープニングも派手で綺麗で、一番手が込んでいるんじゃないの?w

この映画が100億行くなら、コナンブランドも確立したってことだね。
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